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日本遺伝学会 遺伝学用語集編纂プロジェクト

検索結果(OR検索):16

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ID 英用語 属性 訳語 説明 重要度 分野 関連語 用語集 用語項目 スコア
924 heterozygosity (1)ヘテロ接合性(異型接合性)(2)ヘテロ接合度 ひとつの遺伝子座における集団の多様性を表す指標。集団から任意のふたつの対立遺伝子を取り出したとき、そのふたつがことなる確率。 基礎 1頁使い詳しく説明(主要語) ホモ/ヘテロ接合 3.22
831 genetic variation (1)遺伝的変動 (2)遺伝的多様性 狭義には集団内における対立遺伝子の多様性のことであり、進化プロセスにおける重要な概念である。広義には、集団間の多様性を指すこともある。 基礎 詳しい説明の関連語 遺伝学 3.80
890 Hardy-Weiberg's law ハーディー・ワインベルグの法則 「理想的な集団」においては、対立遺伝子の頻度が世代が移り変わっても変化しないという法則。ここでいう理想的な集団とは、任意交配し、サイズが無限であり、他の集団から孤立しており、突然変異が起きず、自然選択がないような集団である。 集団 4.25
970 horizontal transmission 水平伝達 遺伝子(遺伝情報)が母細胞から娘細胞に伝達(伝播)されるのではなく、個体間で伝達されること。バクテリアなどでは頻繁に見られる現象と考えられているが、ヒトのような「高等生物」においても、水平伝達によって、ゲノムの中にウィルスの遺伝子が取り込まれていることがわかっている。水平伝達を普通の意味で系統樹で表現することはできない。 基礎 4.25
16 acquired character 獲得形質 生物が生得的に(遺伝的に)獲得した形質ではなく、後天的に環境との相互作用を通して獲得した形質のこと。過酷な負荷を与えることで肥大した筋肉や腱はその一例である。セントラルドグマによれば、獲得形質は遺伝しないはずであるし、獲得形質の遺伝という考えは現代進化学において明確に忌避されている。 基礎 3.44
1787 restriction fragment length polymorphism 制限断片長多型 DNAを制限酵素で切断した場合、ゲノム中の制限酵素認識部位の配列に個体差がある場合、その断片長には差が観察できる。この方法は簡便であるため、ゲノムの多様性を示すマーカーとして多用されている。 集団 3.44
202 bottle neck effect 瓶首効果 集団遺伝学上の概念であり、集団の大きさが一時的に(氷河期など環境の過酷化などより)激減することにより、遺伝的浮動の効果が大きくなり、進化的に中立な対立遺伝子が固定(あるいは消失)しやすくなって、集団の遺伝的な均一化が促進されること。 集団 3.75
228 C-paradox C値のパラドックス ゲノムが生物の「設計図」であるなら、生物の複雑さとゲノムの大きさ(C値)は相関するに違いないと直感的に考えられる。しかし現実にはそのような単純な関係はないことを指す。例えば、最大のC値のを持つ動物はハイギョである。 基礎 3.75
2274 zinc finger ジンクフィンガー タンパク質ドメインのひとつであり、DNAと結合する性質を持つ。とても小さなドメインであることが特徴であり、安定化に必要な疎水中心を持たない。亜鉛(ジンク)イオンが重要な役割を担っている。 分子 3.22
337 codon usage コドン使用頻度 アミノ酸をコードするコドンには縮重のため冗長性がある。どのコドンがとぐのくらいの頻度用いられるかはランダムであってもよいような気がするが、実際にはコドンの使用頻度には生物種によって明確に偏りがある。このことは組み換え実験等で他の生物の遺伝子を発現させる場合、大きな意味を持ってくる。 分子 3.22
690 fitness 適応度 一般的な定義は、自然選択説の考えに基づき、個体がその生涯において生んだ子供のうち、繁殖年齢まで達することのできた子供の数である。一方、遺伝的適応度は、ある対立遺伝子が集団中に拡散する速度と定義される。 集団 4.14
80 amplified fragment length polymorphism 増幅断片長多型 技術的には、制限酵素で切断したDNA断片の一部を、PCRによって増幅することにより、きわめて感度の高い多型の検出を可能にした手法。ゲノムの異なった領域の多型を同時に検出することが可能であり、ゲノムレベルでの近縁の生物間の比較やQTL解析に威力を発揮する。 集団 4.14
1124 kilobase キロベース【単位】 DNAの長さの単位であり、10^3 base pairのこと。 分子 3.50
1142 Lamarckism ラマルク説 ジャン=バティスト・ピエール・アントワーヌ・ド・モネ、シュヴァリエ・ド・ラマルクは18世紀から19世紀にかけて活躍した著名な博物学者であり、ダーウィンらに先駆けて進化論を提唱した。彼は「用不要説」と「獲得形質の遺伝」のふたつを主張したが、特に後者を指してラマルク説と呼ばれることが多い。彼の考えは遺伝学の発展とともに完全に否定されたが、エピジェネティクスなどの発見にともない、最近になって再評価の機運も見られる。 基礎 3.50
1298 microtubule organizing center 微小管重合中心 動物細胞における細胞小器官のひとつであり、中心体のこと。ごく短い(0.4マイクロメータ)微小管9対から構成され、全体としては直角対向したL字型のふたつの円柱状に配置されている。 基礎 3.50
1807 ribonucleoprotein リボ核タンパク質 RNAと複合体を形成したタンパク質。 分子 3.50
1814 ribozyme リボザイム 生体反応は、タンパク質で構成された酵素によって制御されていると考えられていたが、後にRNAも関与することがわかってきた。このようなRNAのことをリボザイムと呼ぶ。リボザイムは自己スプライシング機能を持っている。 分子 3.50
830 genetic variance 遺伝分散 量的形質の解析において、血縁個体間の相関などから、形質値の分散を遺伝性によるものと環境によるものに分けることが一般的である。前者を遺伝分散と呼ぶ。 応用 4.00
2222 variant (1)変動体(2)多様体 表現型または遺伝子型において、集団内で高い頻度で見られるものよりも低い頻度で見出される個体あるいは遺伝子。 基礎 3.50
820 genetic polymorphism 遺伝的多型 集団遺伝学における概念であり、ある遺伝形質に着目したとき、集団内で異なる遺伝子型がある比率で共存している状態。 集団 3.89
1589 polymorphism 多型 同一集団内において、生物学的に均質(あるいは同一)であることが期待されるような形質に、多様性が見られる現象。多型が世代を超えて維持されるような場合、なんらかの生物学的理由があるという含意があるが、この種の考えは量的な観点から注意深く検討する必要がある。表現型多型と遺伝型多型のふたつの概念を含み、後者は特に遺伝的多型と呼ばれる。 集団 4.25
20 adaptation 適応 生物学や生態学においては、ある環境に対して有利な形質をもっている状態を指す。 基礎 3.50